Railo には、3つのエディションがあって、ColdFusion とよく似ているので、推測しやすい。
Develop、Community、Enterprise 。で、無料で本番環境利用できるのが、Community である。
Develop はいいとして、Community と、Enterprise の違いは、具体的には、なんだろうか。
Community 版
restricted server administrator
no multimedia functionality
no admin synchronization
no cluster scope
no redistribution without the permission of Railo Technologies GmbHEnterprise 版
Context synchronization
Cluster scope
Use of the tag CFVIDEO
CFTHREAD type task
Full server administrator
となっているが、よくわからないので、Community 版をインストールしてみた。
他にもExpress 版というものがあり、これは、機能的には、Develop 版というか、Enterprise 版相当で、評価、開発、テストなどを目的とした、エディションのようだ。
今回は、Community エディションをインストールしているが、まず手始めには、この Express 版を利用するのがお手軽でいい。
実際に開発する際は、本番を想定したアプリケーションサーバーと組み合わせて、Develop 版で開発するのが望ましいのだろう。
さて、この公式サイトのダウンロードのページを見ても、Community という文字が見あたらない。
代わりにあるのが、Express、Server、Custom という文字である。
Express は、先に述べた Express 版。で、Server というのは、アプリケーションサーバーに Resin を採用して、同梱してあるパッケージ。
Custom は、Railo のみをパッケージしてあるもののようだ。
とりあえず、Railo Server の zip 圧縮形式 Windows 版をダウンロードしてみた。
圧縮ファイルを展開すると、railo-3.0.0.005-resin-3.1.2-with-jre-windows というフォルダが現れる。
これをどこか適当な場所に移動。そのフォルダ内にある httpd.exe を起動すると、

こんなダイアログが表示され、もう一個開くコンソールウィンドウに文字が流れる。
さて、ここからが、迷った。
ドキュメントなどに目を通すと、「http://localhost:8080/ にアクセス」と書いてあるのに、ブラウザ上にサーバーに接続できないというメッセージが表示される。
どうやら、ポート番号が、Railo パッケージでは変更されているようで、8600 ポートで利用するようになっている。
で、http://localhost:8600/ にアクセスすると、無事に用意されているページが表示された。
そして、管理画面を見てみると、ややこしいことに、2つの管理画面リンクがある。
「WEB ADMINISTRATOR」と、「SERVER ADMINISTRATOR」となっていて、SERVER の方は、この Railo 全体に影響する設定で、アップデートしたり、リスタートできるようになっている。WEB の方は、、、なんだろうか・・・。
そして、やっぱりというか、当然というか、Develop の文字。
Community 版はどこにあるのだろうか。
SERVER ADMINISTRATOR のメニューに、「Serial number」という項目がある。
どうやらここでシリアルナンバーを登録するようだ。
シリアルナンバーは、どこから手に入れるのか。
公式サイトの Customer Center でユーザー登録して、シリアルナンバーを発行してもらうことで手に入れるようになっている。
これがわかるまで、結構、あっちこっちさまよった。
そして、無事シリアルナンバーを手に入れて、Community 版をして稼働させることができた。
エディションの違いを、管理画面を比べることによって見てみる。
Enterprise 相当 と思われる Express 版と、Community 版の管理画面のメニューを並べてみた。

メニューとしては、Services の Search、Video、Remote の Client、Archives & Resources の CFX tags がなくなっている。
Search は、「Apache Lucene」とあるので、全文検索機能のようだ。
Video は、Railo 独自機能のマルチメディア関連の機能。
Client は、画面内に、wsdl という文字があるので、文字通り、リモート接続に関する機能。
CFX tags は、そのままだろう。
あくまで、細かく調べたわけではなく、推測である。
Community 版に、期待していた Web サービスの機能がないようなので、ちょっと残念である。
追記 2008/09/26
どうやら、Web サービスは、普通に使えるようだ。勘違いしていたようで、訂正したい。